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cococi blog

アイリス。



実家の庭にアイリスが植わっている。
あと数日で咲くかな、というのを切る。
茎にはさみを入れた次の瞬間。ドバッと水が出る。
ジワッでも、チョロでもなく、ほんとうにドバッとでるのだ。
数日つづいた春の雨をたっぷりすいこんでいたのだろうか。
茎も花もうるおいという言葉がぴったり。
ことしも、ほそくて長いナイフのような葉がでてきました。
黒い土の中から顔をだしはじめた、春。
写真は切花で買いもとめたもの。
日に日にふくらむ蕾が待ち遠しい。
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ミモザをどうぞ。



いま、咲き頃のミモザがでています。
蕾が固すぎても開花しないし、咲きすぎててもすぐに茶色くなってしまうので、ちょうど良いのを探します。
下のほうは黄色の毛糸だまのようにぽわぽわ咲いていて、てっぺんのほうの花は堅い。
そんなのを見つけたら買います。
ミモザサラダというのがありました。卵をゆでて、黄身を裏ごしして、レタスなどの上にふんわりともりつける。
あれ、好きでした。こどものころ、五目ずしとならんで春のごちそうと思っていました。
ほんとのミモザもあのサラダに負けないくらいおいしそうです。
路地のミモザが開花するのはまだしばらく先のことになりそうですが、いまのうちに。
花粉の季節には、みるのもツライ花になってしまうので。

恥もかなぐりすてて



中央線の車内で、爆睡している(と思われる)人を見た。
何がすごいって、頭を完全に足の間に挟んで寝ている。
かなり住所不定らしい姿でもあり、近くの人のヒンシュクをかっていたのは間違いなし。
ガタンゴトン。電車が揺れるたびに、頭はますます床のほうへと、足の間深くへとさがっていく。
ふと思い出しちゃったのが、このイングリッシュローズ。
金曜日は蕾だった。
土曜日には開いていた。
開いていたなんてものじゃない、バクハツして咲いていた。
そして、この首の曲がりぐあい。
あのおにいさんに似てるなあ。
薔薇には、はじらいがありそうだけど。

花瓶を使ってみる。



今月のレッスンは、「マイ花瓶」。
食器や道具に生けることがしょっちゅうの日々花では、花瓶の登場回数がかなりすくない。
ご飯を食べるなら、めし椀がいいように、花を生けるなら、花器がいい。はず。
なので、今月は直球勝負で、花瓶です。
おうちにある花瓶を持ってきてもいいよ、というレッスンでもあり、皆さんの個性がにじみでる花がいろいろ。
まとめられたら、近々サイトにそのもようをアップしたいと思います。
9080.jpg

この写真は、よくある定番型、立方体のガラス花器。
よくあるけど、けっこう生けにくい…。
定番が生けやすい。とは限らないのが花瓶のおそろしい落とし穴。
皆さん気をつけましょう

個性的三人組



なんじゃこりゃ!
思わずつぶやくほどのインパクト。
真ん中がすごく肥大化して、苔がはえてるみたいな質感。
花びらは、遠慮がちにまわりを彩っている。
オレンジと黄緑がハイキーで、元気がでそうな花です。
名前はとみれば、カレンジュラ。
カレンジュラ=キンセンカ。キンセンカは、仏壇の定番花でした。
でもこの花に仏壇のイメージは、ない。
いっけん不気味系だけど、生けてみるとわりとふつうです。
花びらのオレンジをきかせたくて、斑入りアルストロメリアとヤツデの実と、他はすべて緑で。

実ですか。蕾ですか。



とりあえず長もちで、とりあえずあると場が持つ便利なユーカリ。
丸葉ユーカリのグレイッシュな葉っぱも魅力的だけど、ポプラスのつぶつぶ感も好き。
この花に興味を示した人は、たいがい、聞く。
「これ実ですか?」
実みたいにみえますよね、でもこれ、じつは蕾なのです。
とんがり帽子を脱ぐみたいに、殻がとれて、花が咲くんです。
そういいつつ、ちょっと自分でも自信がなかったりした。
でも、今日からは胸をはって、言えます。
蕾です。
なぜかといえば、先週買ったユーカリには、蕾も実もついていたのだ。
左の抹茶黄緑が、つぼみ。ね。とんがってるでしょ。
右の茶色っぽいのが実。写真じゃわかりませんが、真ん中に十字型の切れ目があります。
そういえば、以前「ユーカリベル」って名前のドライの実があったなあ。
ベル+十字ときて、白く漂白。なんて安直なクリスマス材料なんだ。かわいいのですけどね。
今もあるのかしら。

とまらない味。



鏡餅を干している。
まるのまんま干したお餅に、日一日とひびがはいって、ある日手でぽろっと割れるようになる。
次々割れる。
どんどん細かくなる。
しめりけのあったお餅が、半透明になって乾いてくる。
そろそろ干しあがり。
揚げて、お塩をふっておしょうゆをちょっと回しかける。
揚げもちのできあがり。
ビールのおともにします。

はかま着せてください



和水仙にはまっている。
なにもしなくてもきれいなカーブの葉と、ちょこちょこした花のバランスで生けます。
葉はぐーんと長く。
花はちょこっと短く。
で活躍するのが「ハカマ」。
水仙の根元についてる、おねぎのような薄い皮のことです。
間違ってもばっさり切り捨ててはいけません。
短くしたいときも、これはとっておく。
茎をぐぐっとひっぱり、ハカマからはずします。
葉っぱも長さを調節し、流れをととのえ、ころあいに切った花茎をもう一度ハカマにもどす。
最初っからこうやって咲いてたみたいにできればオッケー。
ハカマを着せてこその水仙。
美人への早道。着付けはだいじです。

柚子を切ります



枝ごとの柚子。
切花では手に入りにくいので、鉢から切って使う。
あっけらかんと明るい黄色は春。枝と葉の、固い緑は冬。
ふたつの季節をもつ花だから、冬と春のさじかげんで生ける。
食べても生けてもおいしい柚子。
なりくちがすごくキュートで、もぐのがもったいない。

水を薄めたような



無色透明なはずの水。なのに、海は青い。
このごろ空の色も、水をうすめたようなぼんやりした色だ。
まだまだ寒いけど、こよみの上ではもうすぐ冬は終わり、春がやってくる。
このデルフィニウムも、なんだかうすら寒そうなぼんやりした色をしてる。
デルフィニウムといえば水色。
この品種は白に先端がピンクをおびた紫だけど、地の色にうすめた水の色をかくしもっている。

突然に春。



明日からレッスン。
で、花市場へ行く。
ああ。突然見るものなにもかも、春。
スイセン。フリージア。マーガレット。チューリップ。
春の花は、みんないい匂いがします。
写真のナデシコ。小指のつめほどの小さな花。初々しく、けがれのない白ってかんじ。

百薬。百草。



アザミの根っこはきんぴらか、小さなとこぶしと刻んでかき揚げに。
椿の若芽はさっとゆでて、クルミあえ。干しえびと素揚げにして塩をつけて食べる。
うーん。おいしそうだ。
あざみだの、椿だの、どこでも獲れる世の中じゃなくなったけど、おいしそうな話にはかわりない。
「日本の食べもの 薬効と料理をさぐる」奥村彪生。
神保町の古書店で買った。
キキョウ。ウメ。タンポポ。ツクシ。ツユクサ。
タコ。カツオ。ニンニク。マタタビ。
食べられると知っているものから、知らないもの、または意外な利用法。
食べ方、地方ごとの風習や小話がさらりとまとまっている。
土井勝氏に師事したという著者の、料理の記述はやっぱり食欲をかきたてる。
それにしても、ひなびたものを食べてきたんだなあ。日本人。

テーブルの花



暮れに苗で買っておいたスノードロップ。
花芽があがったので、木瓜と生けかえる。
フキタンポポと同じく、掘り起こして、球根ごと生ける。
ラッキョウくらいのミルク色の球根。
スノードロップは、てっぺんからつま先まで初々しい。
苔からまつの小枝で挟んで、球根とおなじミルク色の器に入れる。
器は、化粧品のクリームが入っていたものらしい。
フランスの古いものだということだけど、買ったのは高知。
スミレやナズナ、アリッサム。
春の地面をおおう、小さな花がよく合う器。

わかくさつみくさ。



ことのほか暖かい冬のせいか、イタリアンパセリが快調。
茶箱畑に植えたのが、花咲いて、ほったらかしてたら、あちこちこぼれ種で芽を出した。
フフ。
無粋な砂利敷きスペースだって、緑の楽園だ。
春のように一晩一雨で、ぐぐーん、というわけにはいかないけど、ジワジワ地面にへばりつきつつ、たしかに足元固める成長ぶり。
いいぞいいぞ。
お正月明け。カラダが青みのものをもとめている。
だから七草。せり。なずな。ごぎょう。はこべら。ほとけのざ。すずな。すずしろ。
無病息災。
白粥にたきこんで、春の味わい。
聞こえはいいけど、あんまりおいしくない。らしい。
らしいというのは、全部あつめてみたことないのです。
ともあれ、せりのお粥はおいしい。
七草摘み草はないけど、摘みパセリ。
かぶとパセリの柚子マリネ。
鼻にぬけるパセリの苦み。
数日遅れて、摘み草の日。

日一日と。



迎え花、つづき。
そんなわけで、花もがんばってみたかったわけですが。
できたら、一重の椿とか、白梅とか、ほしくもなる。
いいのを買いたいと思ったら、都心にでなくちゃならないかも。
では、ひとつ、ロウバイでも!と朝一番に農協の売り出しに並んでみるも、皆様さるもの。
開店と同時に売り切れ。
しかたない。
結局、すぐ近所の園芸屋さんで鉢物から物色。
一才ゆず。
白玉椿。
白万両に赤万両。
けっこうある。苗ものからえらべば、むしろこっちのほうが小さくて、マンションサイズの玄関なんかには丁度よい。
3日のブログにのせた木瓜も、鉢物から切ったもの。
それと、このフキタンポポ。
福寿草が品薄になった昨今、かわりに正月の寄植えに使うこともあるとか。
日ざしにむかって、のびのび咲くさまが、初春らしい。
ポットからそっと取り出し、よく洗って根洗いのまま生ける。
花留めは竹炭で。
日一日と、またひとつつぼみが開く、なにか良いことがおきそうな期待をふくらませてくれる花です。

松をたてる。



なんだか、いさましく始まっちゃった一月のブログです。
そんな、言うほど難しいことではないのですが。
でも、正面からいこう、ってことで、新年の迎え花も正統にいきました。
宮島五葉松。
びっしり詰まった細かい濃緑の葉。5つずつ芽がついているので、五葉の松。
つくりが小ぶりであること。葉の部分と、茎の部分のめりはりがよく、枝にリズム感があること。
松としては、入りやすい種類だと思います。
やはり松はたてるもの。ちょっと角度をつけてみたくなったりしますが、ガマンガマン。
まっすぐ天に向かってたてます。年神さんがおりてくるメジルシですから。
根元にさいかちの実を。
これはとくに理由ナシ。なにか根元にしめるものがほしくて、手近にあった素材から。
清清しい、新年の空気に緑がはえます。

お花力。



あけましておめでとうございます。
いきなりですが、ことしの抱負です。
ずばり「お花力」をあげる。
オハナリョク。
平たく言って、お花のスキル。
花をめぐるよもやま含めて、力をつけなおしたい。
なかでも花そのものを、いま一度見つめなおしてみたい今日この頃なのです。
なぜ目の前の花が生けたくなるのでしょう。
それは、きれいだと思うからではないでしょうか。
その一輪へのはじめの気持ちを大切に。
さいごまで忘れることなく。
花器に頼らず、ことばに頼らず。
ストレートに生けてみよう。
というわけで。
決意もあらたに、すっくと立ち上がる花を。
朱色の木瓜に、白の方口。あいだに挟むは、漆黒の炭。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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hibihana

ふだん着の花を生けよう。ということで、名づけてヒビハナ。
日常の花とうつわをテーマにした花レッスンを都内で開講中。
日々おきる花とのできごと、うつわのこと、ごはんまわりのことなど、かいています。
日々花・花教室→