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cococi blog

水とアイリス。



実家の庭にアイリスが植わっている。
あと数日で咲くかな、というのを切る。
茎にはさみを入れた次の瞬間。ドバッと水が出る。
ジワッでも、チョロでもなく、ほんとうにドバッとでるのだ。
数日つづいた春の雨をたっぷりすいこんでいたのだろうか。
茎も花もうるおいという言葉がぴったり。
ことしも、ほそくて長いナイフのような葉がでてきました。
黒い土の中から顔をだしはじめた、春。
写真は切花で買いもとめたもの。
日に日にふくらむ蕾が待ち遠しい。
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レース編みとバスケット。



やっぱり、あわただしき12月。
畳みかけるように、クリスマス→お正月とレッスンもすすんでゆく。
そんなこのところ。
合間をぬって、恵比寿のnaughtyに行く。
じつは、うちの花教室にずっと通ってくれているTさんが、働いている。
来てくださいねー
の一言につられて、あんまり彼女がたのしそうなので、行ってきたのです。
アンティークのお洋服。雑貨。その他いろいろ。
わたしとしては、アンティークの布とレースに興味しんしん。
こっちにもあるんですよ。ほらほら。
まるで、宝探しみたいに、いろんなとこに隠れてる。
うさぎとかめがいるんですよー
うさぎ?かめ?
スワトウみたいなレースのうさぎとかめ。
それが、かわいい。気持ちわるくない。
いっぱいあって、迷いに迷う。
繊細なレース編みは、けっこう好きで、母が昔編んだものを一枚だけ今も持っている。
手のあとが感じられるような、ざっくりした編みなら、乙女になりすぎない。
椿の照り葉とか、マサキとか、渋い緑とあわせたい。
もちろん、バラもいいです。
繊細なレースには、繊細な編みの籠。というわけじゃないけど、編みつながりでナンタケットのバスケットも買っちゃう。
すっかり長居をして、とてもうれしいお買い物をして、帰る。
ほんとに女の子の好きなものが入っている大きな箱を、開けてみたようなお店です。

ヨロズ、花ヲカキアラワス。



図鑑は、写真であるほうが、よりわかりやすいとはかぎらない。
古書店の床に、ほこりをかぶって直置きになっている函入りの本。
「萬花譜」辻永・著。
花とあったので、そっと箱から出してひらく。
やさしい筆のあと。色づかいも上品で、あたたかい絵柄。
ページを繰っていくと、山野草ばかりかばらやアイリス、オリーブなんかもでてくる。
一見開きに左ページに花一点か二点、右ページは説明というのもすっきりしたレイアウト。
すごく余白が贅沢。
紙も厚くて、和紙のような手触り。
いっぺんでほしくなってしまった。
裏を返すと、値段がない。
高そうだな。でも、床に置いてあるんだし。
おじさんにおそるおそる聞いてみる。
それねえ。おじさんは、いっしゅん答えに詰まる。
ずっとあるんだよねえ。揃いじゃないしね。どうしようかなあ。
どうやらおじさん、値段きめてないものらしい。
揃いだとね、すごく高く売れるんだけど。
ドキン。高いって。それじゃあ、単品でもあんまり安くはないんだろうな。でも一冊くらいほしいなあ。
ええと。いいや。300円でいいよ。
えっ!300円ですか。
あまりの展開。即、買う。
家に帰って、落ち着いてあらためて本を開く。
そうすると、はじめは絵がきれいで買ったものが、すごく優秀な図鑑であったことを発見。
絵もわかりやすいけれど、説明の文章もわかりやすい。
なんたって、文にも品格があるんです。それもそのはず、あの牧野富太郎もかかわっている。
昭和30年発行の本だけど、古くない。
キルタンサス、オリーブなんていうのものってる。
「しべりやあさつき」。今でも市場で人気のアリウム・コエルレウムじゃないか。
ああ。全巻ほしいなあ。
これから古書店にいくたび、探してしまいそう。
写真は。むらさきおきなぐさの絵。こんなの、昭和10年にあったのね。

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hibihana

ふだん着の花を生けよう。ということで、名づけてヒビハナ。
日常の花とうつわをテーマにした花レッスンを都内で開講中。
日々おきる花とのできごと、うつわのこと、ごはんまわりのことなど、かいています。
日々花・花教室→